虐待を受けた児童養護施設の子どもたちの声
児童養護施設で暮らす子どもたちの「声」を聞いてください
運営事務局です。
11月になりました。今年の残るところ、あと約1ヶ月となりました。
本日のブログは、「虐待を受けた児童養護施設の子どもたちの声」を紹介します。
虐待を受けた子どもたちの心の傷と声とは
私は以前施設職員として約6年間勤めていました。その際に出会った子たちの声をエピソードを交えて紹介いたします。
(紹介するエピソードの内容は子どもを特定できないように名前表記や年齢等を一部変えて掲載しています)
紹介するのは、Cちゃんのエピソードです。
Cちゃんは、家庭で生活していた時は、日常的に親から叩かれたり、食事も1日に1度などの生活環境でした。叩いたことによる痣があったため、学校通わせてもらえないことが多くありました。ある日、小学校に登校したCちゃんは担任の先生に家での出来事を打ち明けたことがきっかけで、児童相談所に保護をされ、児童養護施設に8歳で入所となりました。
Cちゃんは、自分が辛い体験をしてきたにも関わらず「私はママとパパのこと大好きなんだよ」と職員に思いを話してくれていました。面会交流はすぐには出来なかったため、児童相談所が間に入っての手紙での交流となりました。その手紙には親に対して「大好き」「早くおうちに帰りたい」と書いていたCちゃん。Cちゃんのように、子どもたちの中には親から受けた虐待の辛い出来事を話してくれることがあります。「お風呂に顔をつけられた」「熱いお湯をかけられた」「パパにキックされた」などの子どもたちの一つひとつの声を聞くたびに、胸が締め付けられる思いをしたのを覚えています。
児童養護施設の子どもたちは、一見すると笑顔で明るい子たちばかりのように思われますが、心には大きな傷やトラウマを抱えています。心の傷は、施設を出た後も子どもたちを苦しめることがあります。また、施設卒園後も親のことを頼ることが出来ないので、一人で生きていかなければなりません。

<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業して施設を出る子どもたちに生活費の支援を行っています。
一人ひとりの寄付が、子どもたちの未来や夢を叶える選択肢を増やしていきます。
そして児童養護施設への理解を深め、子どもたちの現状を多くの方々に知っていただくことです。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>

<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>

オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
▶︎WEBページはこちら
【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ

お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル

日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら

【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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