児童養護施設で暮らす子どもたちの背景①
児童養護施設で暮らす子どもたち
運営事務局です。
早いのもので、5月も今日で終わり、明日から6月に入ります。子どもたちは新しい環境での生活の3ヶ月目を迎えます。
今日のブログでは、児童養護施設についてお伝えします。
「児童養護施設を知るきっかけって・・・?」
「児童養護施設」を知るきっかけは皆さん何でしたか?
・学校の授業で学んだ
・テレビの特集、テレビドラマを見て知った
・本や掲示物(ポスター等)を見て、知った
・友人・知人が施設出身だった
・近所に児童養護施設がある。
など、人によって様々だと思います。
私は施設職員として約6年間勤務しておりましたが、初めて知ったきっかけは、夕方のニュースのドキュメンタリーでした。
そこでは、施設で暮らしている子どもたちに話を聞いたり、生活の様子を放送していました。
「児童虐待とは」
児童養護施設の子どもたちは様々な理由で生活をしています。
主な理由は「児童虐待」です。他にも、両親の病死、入院や収監なども挙げられます。
「虐待」と聞くと、何をイメージされますか?
親が子どもに怒鳴ったり、叩いたりをイメージする方が多いのではないでしょうか。
児童虐待は下記の4つに分類されています。
「子どもたちの抱える思い」
児童養護施設で生活している子どもたちは、辛い体験をしてきています。
児童養護施設を卒園(退所)したあとは、ほとんど子が親を頼ることが出来ません。
4月からは1人暮らしをする子が多く、進学・就職の道に進んだ子どもたちは、自分で生計を立てて身の回りのことも全部自分で行なっていかなければなりません。病気になってしまった、怪我をしてしまった時に巣立った施設に連絡が出来たとしても、施設職員が24時間すぐに対応できるかというとそうではありません。
また、困った時にSOSが出せる子と出せない子もいます。出せない理由としては、「迷惑かけたくない」「知っている職員が退職している」などがあります。子どもたちは、孤独を感じてしまうことになってしまい、悩みを一人抱えてしまうことになってしまうのです。虐待の辛い経験のトラウマから自分では頑張りたい気持ちが強くてもつまづいてしまうことがあります。その際に、子どもたちのことを支える大人の存在や、支援制度が充実していると、やり直すための子どもたちの選択肢が広がります。子どもたちにとって今、必要なものは「現金での支援」です。
子どもたちの未来を支えていくには、多くの皆様からの支援が必要です。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル
日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら
【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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地域のスポンサーを必要としております。