知られていない児童虐待の現状とは
児童虐待の報道から見る児童虐待の現状とは
運営事務局です。
テレビの報道で、北海道小樽市の児童虐待によって亡くなった女の子のニュースを見た方が多いのではないでしょうか。
ニュースを見て、子どもたちの虐待の被害の様子を知るたびに心が痛くなります。
虐待によって失われる命が少しでも少なくなるために、そして、児童虐待の現状を多くの方に知っていただきたいです。
知ってほしい児童虐待の現状について
全国には、約610の児童養護施設があります。全国では、新しく児童養護施設の設置を進めているところもあります。
こども家庭庁がは今年の9月に公表した令和4年度の全国の児童虐待対応数は、21万4800件余りというデータが出ています。
虐待の種類別では、
・「心理的虐待」が12万8114件で最も多く、
・「身体的虐待」が4万9464件、
・「ネグレクト」が3万4872件、
・「性的虐待」が2393件となっています。
また、主に虐待をした人の内訳は、実母が48%、実父が42.6%、実父以外の父親が5.1%などとなっています。
令和4年度に児童虐待によって、亡くなった子どもは、心中を除くと全国で56人という調査結果が出ています。
令和3年度と比較すると、6人増えているとのことです。
心中以外で死亡した56人の原因となった虐待の類型は、
▽育児を放棄する「ネグレクト」が24人、
▽「身体的虐待」が17人、
▽「心理的虐待」が1人、
▽「不明」が14人となっています。
こうして、公表されたデータを見ると、非常に多くの子どもたちが虐待の被害を受けていることがわかります。
児童相談所の対応件数なので、児童相談所が把握できていない(通告がないケース)ところもあるので、もっと多くの子どもたちが被害に遭っているのではないかとも言われています。また、虐待によって亡くなった子どもたちの年齢を見ると、0歳などの乳児も多いことがわかっています。これは、乳児に虐待を行うケースと、予期せぬ妊娠などで孤立した状況で出産をしてしまい、周囲に相談することができずに育児放棄、遺棄してしまう場合も含まれています。
3歳以上の虐待によって亡くなった理由は、「身体的虐待」が9割と圧倒的に多いのです、動機は「しつけのつもりだった」いうのが、約3割です。親が自分の思い通りに言うことを聞かせようとするあまり、必要以上に厳しくしてしまったり、周囲の目や親としての評価を気にしてしまい、虐待に走ってしまう場合があるのです。児童虐待は、親が非難されるのが当然のことなのですが、孤立してしまっている親がおり、子育ての悩みを相談することができずに、ストレスや悩みを抱えてしまい、育児放棄や虐待行為になってしまうケースもあるので、親への支援も必要になってきているのが現状です。

<出典>こども家庭庁 こども虐待による死亡事例等の検証結果等について
詳しくは、こちらからご覧ください。
次回のブログでも、児童虐待のニュースについてご紹介させていただきます。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
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<日本児童養護施設財団からのお願い>
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【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
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【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































