私も児童養護施設で働き始めて、何年か経ちました。
少しづつではありますが、施設の子ども達との関係もできてきて
最近は、施設の卒園児とご飯に行ったりする機会も増えてきました。
私が働き始めたのは大学卒業後の22歳。正直、大学卒業まで親に頼りっぱなしの生活でした。
自分自身で洗濯物や皿洗いなど自分でしたことは、あまり多くありません。
そんな私が職員になった途端、子ども達に対して食べた皿を自分で洗うように声をかけたり
洗濯を自分でするように声をかけたりと、自分自身があまりしてこなかった事を
必要であるからと説き声をかけるのは、今でも何だか少し複雑な気持ちです。
だからこそ、日頃子どもに言っている事を自分にも言い聞かせ「自分自身の育て直し」も
しながら、私なりのできる事(支援)を探し、子ども達と向き合い、現場で働いています。