児童福祉週間という取り組みがあるのを知っていますか?
児童福祉週間について
【趣旨】
こどもたちが健やかに育つこと、これは社会の宝であるこどもたちに対する国民全体の願いであり、すべてのこどもが家庭や地域において、豊かな愛情に包まれながら、夢と希望をもって未来の担い手として、個性豊かに、たくましく育っていけるような環境・社会をつくっていくことが重要です。このため、政府では、すべてのこどもと子育てを大切にする取り組みを進めています。また、こうした社会づくりを大人任せにするのではなく、どのような社会が理想なのか、こどもたちの一人一人がそれぞれの意志で新しい未来を築いて行こうとする取り組みを進めていくこと、そして、それを応援する環境を整備していくことも求められています。こうした中、こどもや家庭、こどもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「こどもまんなか 児童福祉週間」(5月5日〜5月11日)と定めて、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種行事を行っております。(※こども家庭庁HPより引用)
令和6年度より、こどもまんなか 児童福祉週間として名称が新しくなっています。
【令和6年度 標語】
すきなこと どんどんふやして おおきくなあれ
加藤 共恭 さん(香川県・6歳)
この標語は、令和5年8月1日~9月30日まで全国公募を実施し、4939点の応募の中から選定された作品です。
【令和6年度 ポスター】
三浦 太郎 さん(イラストレーター/絵本作家)
児童福祉週間で児童虐待について考えよう。
児童福祉週間で取り組まれている活動の中に「児童虐待」について次のように定められています。
□児童虐待への適切な対応
国・地方公共団体・地域の関係機関・住民が力を合わせて、すべてのこどもが虐待を受けることなく、健やかに成長できる社会を目指す。また、児童虐待に対する社会的関心の喚起を図り、防止につなげていく。
<こども家庭庁HP>その他の取り組み・運動についてはこども家庭庁HPに詳細が記載されています。
https://www.cfa.go.jp/policies/kosodateshien/jidou-fukushi-shuukan
子どもたちのために具体的に何が出来るのか。
こどもまんなか 児童福祉週間において、多くの方々に児童虐待の問題に関心を持っていただくことで、児童養護施設で生活する子どもたちの現状や、施設を出た後の子どもたちの生活について理解を深めていただけることが、子どもたちを支える大人の数を増やすきっかけになります。しかし、周囲の大人のサポートも重要ですが、今、子どもたちに、必要な支援は「現金での支援」です。
これまでの児童養護施設では、基本的に18歳になると施設から出て自立しなければなりませんでした。近年、全国的には大学等の進学率が50%以上を超えるなかで、施設退所後に大学等に進学する子どもはわずか10%ほどです。退所後に親を頼ることが難しいケースが多いため、進学するためには高校生の時からアルバイトなどをしてお金を貯めなければなりません。奨学金などの各種制度の利用も考えられますが、すべての子どもが利用できるわけではありません。そのため、退所後は多くの子どもが就職という選択をせざるを得ない状況ですが、仕事がうまくいかずに経済的にも精神的にも深刻な状況になることも少なくありません。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル
日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら
【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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地域のスポンサーを必要としております。