2019年8月20日から23日に開催された、チャンレンジキャンプの模様が動画化されましたのでご紹介致します。
多くの方にご覧いただけたらと思います。
→こちらから
現代社会で保護の対象として見られがちな児童養護施設の子ども達、自分自身で生きて行く力をキャンプでの体験を通して育むことをコンセプトにしています。
単に子ども達に自然体験をさせるだけでなく、キャンプを通し自分の力を発揮し、日頃は隠れている自己の力を感じさせます。
仲間たちと信頼を築いていくこと、また大人と信頼を築いていくことその中で様々なことに挑戦することで自己や他者、将来や社会に対する肯定的な眼差しを育んでいくことを目標としています。
児童養護施設に入所してくる子ども達は、施設に来るまでに親からの虐待や経済困難など境遇的にハンディキャップを背負って入所してきます。
子どもたちは、その経験から「こんな境遇の自分にできるはずがない」「どうせ、やったって失敗する」と、その時だけでなく自分の人生自体を前向きに捉えることや将来の夢を持つことが困難になってしまっています。
しかし、それにもかかわらず、施設の子ども達は卒園すれば何の後ろ盾もなく社会に放り出され経済的に自立し1人でいきていかなければならないという現状に置かれています。
だからこそ、キャンプを通じて様々なことに挑戦し彼らの自己肯定感を育み自己に対して、将来に対して、他者に対して社会に対して、肯定的で自立的な気 持ちを育てたいと考えています。
また、ある研究結果によると「自然体験の多い者ほど自己肯定感かが高まっている。」との一節もある通り、施設入所児の大きな問題である子どもの自己肯定感の低さに直接訴えかけることができるプロジェクトとなると信じています。
私たちは心の教育を大切にしております。
支援することにより児童養護施設の子ども達の心のケアーをすることができます。