児童養護施設の「ユニット」ってなに?
児童養護施設は、親のもとで暮らすことが難しい子どもたちが生活する場所です。
かつては「大舎制」といって、大人数での集団生活が一般的でした。ですが今では、より家庭に近い雰囲気の中で、一人ひとりに寄り添ったケアを大切にする「ユニット型」の生活が広がってきています。
◆ ユニットとは?
ユニットとは、6〜8人ほどの少人数で暮らす小さな生活単位のことです。
リビングやキッチンが備わり、みんなでご飯を作ったり片付けたりしながら、まるで「ひとつの家」のように過ごします。担当の職員(児童指導員や保育士)が常駐し、子どもたちの生活や気持ちに寄り添います。
◆ ユニットの特徴
- 家庭的な環境での暮らし
個室や少人数の寝室があり、落ち着いた雰囲気で生活できます。 - 職員によるきめ細かなケア
少人数だからこそ、一人ひとりの思いを受け止めやすく、安心できる人間関係が築かれます。 - 子ども同士の関係も安定
仲間との関わりが深まりやすく、安心できる人間関係を築きやすいのも特徴です。
◆ なぜユニット型が広がっているの?
大人数での生活では見えにくかった子どもたちの気持ちや困りごとに、もっと丁寧に応えていくためです。
「施設」ではなく、**「もうひとつの家庭」**のような居場所にすることで、子どもたちが安心して成長できるようにすることを目指しています。
子どもたちが「安心できる家庭のような場」で暮らすことは、未来を生きる力を育む大切な土台になります。
私たちの活動に共感していただけましたら、子どもたちの笑顔を支えるための寄付という形での応援も、ぜひお願いいたします。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
▶︎WEBページはこちら
【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
▶︎WEBページはこちら
【公開中】Youtubeチャンネル
日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら
【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
▶︎WEBページはこちら
【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
▶︎WEBページはこちら
【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
▶︎WEBページはこちら