「帰れる場所」は、家だけじゃない。子どもたちに必要なつながり 「パーマネンシーという考え方 」
運営事務局です。
いつも温かいご支援・ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
私たち全国児童養護施設 総合寄付サイト運営スタッフは、児童養護養護施設の子どもたちが自分の生い立ちを理由に、「夢」や「目標」を諦めることが無いよう、また安心して自立の日が迎えられるよう、本当に必要な支援が届けるために、引き続き活動して参ります。
帰ってくるのに「理由」なんて無くてもいい
私が児童養護施設の職員をしていた時の話です。
ある日の夕方、卒園生のTくんが「近くに来たから」と、施設に顔を出してくれました。
そして、リビングに入り、職員と話をしたり、小さい子どもたちと遊んだりしてくれました。
Tくんが施設で暮らしていた時に担当していた職員が、「最近、何か困ったこととかない?」と聞くと、「いや、別にないよ。なんとなく来ただけ」と笑って答えてました。
何気ないやり取りでしたが、今振り返ると、その「なんとなく」がとても大切なことだったように思います。
児童養護施設を卒園した子どもたちは、それぞれ新しい生活を始め、その環境の中で、自分の力で歩き始めていきます。
もちろん、順調なことばかりではありません。
仕事で悩むこともあります。
人間関係でつまずくこともあります。
お金のことで不安になることもあります。
実は、児童福祉の世界には「パーマネンシー」という考え方があります。
少し難しい言葉ですが、簡単に言えば、
「安心してつながり続けられる人や場所を持つこと」です。
それは必ずしも家族とは限りません。
施設の職員かもしれません。
学校の先生かもしれません。
アルバイト先でお世話になった人かもしれません。
地域で出会った大人かもしれません。
子どもたちにとって大切なのは、
「困った時に相談できる人がいること」
そして、「何もなくても帰れる場所があること」なのだと思います。
Tくんが施設に来た日も、何か大きな相談があったわけではありません。
ただ、職員と少し話をして、子どもたちと遊んで、笑顔で帰っていきました。
でも、それができる場所があること自体に大きな意味があるのだと私は感じました。
先日のブログでは「アフターケア」について書きました。
けれど、子どもたちを支えるつながりは、施設だけでつくられるものではありません。
学校、職場、地域社会。
さまざまな場所で出会う人との関わりが、子どもたちの未来を支える力になることがあります。
日本児童養護施設財団は、これからも子どもたちの現状を発信しながら、一人でも多くの方に児童養護施設のことを知っていただき、子どもたちを支えるつながりの輪を広げていきたいと考えています。
でも、子どもたちの力になりたいとは思うけど、「自分には何ができるかわからない」と思う人の方が多いと思います。
けれど、まずはこういった情報から児童養護施設で暮らす子どもたちのことを知ること。関心を持つこと。応援してくださること。その一つひとつが、子どもたちの未来を支える「つながり」につながっていくのかもしれません。

<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
2027年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための「全国児童養護施設総合寄付サイト」の
ご寄付受付締切は、2027年2月20日までとなっております。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































