児童養護施設とは様々な理由で、親元で暮らすことができない
2歳〜18歳(現在は20歳まで)の児童が暮らしている施設で
全国に約600施設の児童養護施設があります。
その中で私たち児童養護施設職員が目指している事の1つに
「家庭的養護」という言葉があります。家庭的養護とは言葉の通り
家庭的な環境の中で子ども達を養護していこうということです。
施設にいる間は子ども達の生活は決して多いとは言えませんが
一般家庭に近い形で食費や被服費、お小遣いに散髪費、1日のおやつ代なども
国や自治体により保障されています。
しかし施設を卒園してからはこれらの費用や家賃、場合によっては学費も
全て1人でやりくりしていかなければなりません。施設を卒園し自分が
居た施設の職員に悩みを相談しに来ることがあります。その内容で特に多いのがお金の問題です。
私たち職員は児童達の親にはなれませんが自分たちの子どもの様に
愛情を持って接しています。だからこそそんな彼らのために
少しでも何かしたいと思いこの活動をしています。
皆様のお力を貸してください。よろしくお願いします。