夏休みの子どもたちとのエピソード①
児童養護施設の夏休み
運営事務局です。
夏休みが始まったところが多いのではないでしょうか。
毎日暑い日が続いておりますが、体調を崩されないようお気をつけください。
本日は、児童養護施設での夏休みの過ごし方や、私が施設職員として勤めていた際の子どもたちのエピソードを紹介いたします。
夏休み中の子どもたちとの関わり方
児童養護施設の中では、小規模グループケアが増えてきております。
「小規模グループケア」とは、より家庭に近い養育環境で個別的な関わりを行うことを目的としたもので、1つのユニットのを定員を6〜8人とし、生活グループを小規模化して行う養育のことです。少し前までは、1つの生活グループの定員が15名ほどで、子どもたちは個室ではなく、他の子どもと相部屋で過ごしていました。
全ての施設ではありませんが、施設によっては朝、昼、夜と食材の買い出しから調理まで現場職員の人が行っているところもあります。私が勤めていた施設では、夏休みや休日には子どもたちと一緒に近くのスーパーまで買い物に行っていました。これは子どもたちとの交流のためだけではなく、物の値段や買い物の仕方などを学ぶ機会にもなります。施設を卒園して一人暮らしを始める際に役立つようにとの考えから行っています。
夏休みは、朝はラジオ体操をみんなで行います。そして、一般家庭と同じように、朝食後に夏休みの宿題に取り組みます。小学生は音読や大人のサインが必要な宿題もあるので、わからないところを教えながら進めていきます。自由時間には職員と一緒に施設のグラウンドで遊んだり、昆虫採集や花火をするなど、普段より一緒に過ごせる時間が多くなります。なので、私が職員をしていた際には、子どもたちと過ごせる時間を大切にしていました。

高校生Rちゃんとのエピソード
高校生Rちゃんとのエピソードを紹介します。
夏休み中の子どもたちは学校も休みです。ある日、私が休日に買い物をしていると、施設からかなり離れた場所で高校生のRちゃんが歩いているのを見かけたので、声をかけました。彼女はその頃、いろいろと抱えていたものがあり、施設の職員には「ちょっと出かける」とだけ伝え、電車とバスに乗って遠くまで来ていたようです。時間も遅かったため、施設まで車で送ることにしました。
車内でRちゃんは「私さ・・・」と話し始め、施設に来る前の親からの虐待の話や、施設を卒園した後の進路・将来への不安、施設生活のつらい出来事など、抱えている悩みを打ち明けてくれました。私は「そうだったんだね。つらかったよね。」と答えました。施設に着いた後、Rちゃんは「話聞いてくれてありがとう」と言いました。私は、彼女が抱えている思いを聞いて、子どもたちのことを私たち大人が支えていくことの大切さを感じました。

次回のブログでは、施設の夏の行事について紹介します。
子どもたちの未来を支えていくには
子どもたちの未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
いま、子どもたちに必要なものは「現金での支援」です。
一人ひとりが子どもたちに現金での支援をしてくださることで、子どもたちが未来に夢と希望を持つことが出来ます。
子どもたちがつまづいた時に支えることができるのは私たち大人の存在です。
どうか、私たちにお力をお貸しください。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。







































































































































































