今年度のご寄付受付締切と次年度のご寄付受付のご案内
3月に児童養護施設を卒園する子どもたちへの支援をお願いします。
運営事務局です。
今年度のご寄付は2月20日(木)で受付を締切りました。
児童養護施設の子どもたちのためにたくさんの温かいご寄付を賜り誠にありがとうございました。
20日以降の受付に関しては、次年度の受付とさせていただき、次年度に施設を卒園する子どもたちに届けさせていただきます。
2月もあと約1週間で終わり、3月になります。3月になれば、施設をこの春に卒園する子どもたちは、卒園の時期を迎えます。
本日のブログでは、施設の卒園式の日のエピソードを紹介します。
施設の卒園式の日のエピソード
紹介するエピソードは、私が施設職員をしていた時の卒園式の日のエピソードです。
(紹介するエピソードの内容は子どもを特定できないように名前表記や年齢を変えています。)
私が勤めていた施設では、施設のホールで子どもたちと職員が集まり、卒園のお祝いをします。
卒園する子どもたち一人一人の今までの思い出の写真をスクリーンに投影し、振り返ります。小さい頃から施設で生活している子たちは、小さい頃の自分の写真を見て「わ〜こんな時あったなぁ。〇〇さん(職員)も若い!」と楽しそうにしています。職員として長く勤めていると、子どもたちとの関係性もより一層深くなり、自分の子どものように成長を喜んでいます。そして、卒園する子どもたちに向けて、担当職員より手紙を送ります。「〇〇くんとは、あんなこともあったね、時には言い合ったり泣いたり怒ったりもしたよね。」などと思い出を振り返りながら、寂しさと胸が温かくなって涙を流すこともあります。
卒園式の最後に卒園する子どもたちから職員に向けて手紙を読みます。
「職員にはいっぱい迷惑かけちゃったけれど、ここで生活できてよかったと思っているし、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。」などと感謝の気持ちを言葉にして伝えてくれます。
子どもたちの中には、進学や就職の関係で、早い子で3月の中旬には園を巣立ち、一人暮らしを始める子もいます。
卒園してからは、親を頼ることはほとんどできないので、自分一人の力で生きていかなければいけない環境下に置かれます。
18歳で社会に出るので、つまづいてしまう子は多いです。施設職員もアフターケアをして連絡を取り合うこともしていきますが、卒園生全員の状況を把握して支援していくのも難しいのが現実です。社会に出る子どもたちを支えていくには、児童養護施設の子どもたちの理解と支える大人の輪が広がっていくことが大切になってくるのです。
今年度の寄付受付締切についてのご報告と次年度のご案内
今年度のご寄付は2月20日(木)で受付を締切りました。
児童養護施設の子どもたちのためにたくさんの温かいご寄付を賜り誠にありがとうございました。
20日以降の受付に関しては、次年度の受付とさせていただき、次年度に施設を卒園する子どもたちに届けさせていただきます。
20日までにお預かりした寄付は、運営事務局にて集計を行い、3月に施設を卒園する子どもたちに責任持って届けさせていただきます。年度初めの4月から5月に当サイトのブログにてご案内をしております。寄付先の件数によって時期がずれることもありますのでご了承ください。
子どもたちのこれから未来を支えていくには
児童養護施設で暮らしている子どもたちは、施設を卒園(退所)したあとは、親のことを頼ることは、ほとんどできません。18歳で施設を出たあとは、進学した子も就職した子も自分1人の力で生きていかなければいけない環境に置かれます。
子どもたちの夢と未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>
オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
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【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル
日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
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【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【開館中】日本子ども未来展 オンライン美術館
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に、子どもたちが描く絵画を通して日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施しております。是非ご入館してみてください。子どもたちの素敵な感性や表現力の高さを垣間見れるので手を差し伸べたくなると思います。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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