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2022年02月02日
児童養護施設

厚生労働省が児童養護施設や里親の家庭で暮らす子どもや若者が支援を受けられる年齢の制限を撤廃する方針を発表


ご存知の方も多いと思いますが、児童養護施設に入所している子どもたちは
18歳で措置解除となり、施設を退所しなければいけません。
ただ、措置延長というものもあり、その場合は最長で22歳まで施設で暮らすことができるケースもあります。

ただ、今回の制限撤廃は年齢ではなく自立可能かどうかで判断し、大人向けの支援に引き継ぐまで継続的にサポートを受けられるようにするものです。


制限が解除されたという単純な話ではありませんが、子どもたちにとってより適切な支援になっていくよう、社会的養護の現状が見直されたことは重要なことだと思います。

今回の件に関しては、子ども一人ひとりに合った支援に繋がるという期待があります。
18歳で自立して暮らしていくのは、簡単ではありません。
ましてや、親の支援を期待できないケースが多いので、子どもたちが抱えている不安やプレッシャーは並大抵のことではないと思います。


ただ、変更に伴い別の側面も同時に考えていく必要があります。
例えば、一つの課題として措置延長になるケースが増えれば、施設の定員がいっぱいで、保護が必要な子が新たに入ることが難しくなるという側面もあります。
虐待で尊い子どもの命が奪われるニュースが多くあり、今すぐにでも保護が必要なケースも沢山あります。

その為には、受け入れる場所の確保はもちろんですが、現場で働く職員の方々への配慮や待遇改善は必須事項です!!
勤務体制は早朝から深夜に及び、限られた職員配置で様々な業務をしなければいけません。

子育てしている方、子育てをしたことがある方なら容易に想像ができると思いますが、行っていることは数十人の子どもたちを大人2、3人で子育てするイメージです。
職員の方々はもちろん専門家ではありますが、物理的に
十分な関わりをすることは困難なのは明白です。

そのような現状は、職員の方々の子どもたちに対する強い思いで成り立っている状態です。

 

今回の年齢制限の撤廃だけで終わるのではなく、社会的養護には様々な課題があるので、改善を続けて頂きたいと切に願います!
ただ、国の施策に任せるのではなく子どもたちにとって本当に必要な支援が行えるよう、財団として更に活動を強化していきたいと思っています!!!

 

財団は企業スポンサーを募集しております。
社会的養護が必要な子どもたちの支援を考えて頂ける方は、下記のリンクから
財団のページをご確認ください。
https://leavehome.org/sponsor/

 




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もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
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