こんにちは。PR大使の神庭ひろみです。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。この言葉が生まれるくらい秋には欲が詰まっています。
みなさんは上の3つの中でやったことはありますか?それとも、これからやるのでしょうか。
何か1つでも楽しみがあると嫌なことも輝いて見えるものと思います。
役者になる上で私が考えるようになったことは「感情の名前」です。
ついこの間のことです。ある台本で「怖いけどリスペクトしてる」というディレクションを受けました。
施設時代、家にいた時、私にとって「怖い」とは暴力的でネガティブな言葉でした。
怖いのに尊敬なんてできるわけない!怖いものは怖い!
演技も必然と怯えたものになって、どうしようもなり私は友人に相談しました。
友人は「養成所の講師は怖いけど尊敬してる」と言いました。つまり、「厳しいこと言うし怒鳴るけど、
言っていることは正しくてハッとさせられる」ことは、「怖い」けど「尊敬」しているとも言えることを教えてもらいました。
それを教えてもらって、初めて「怖い」というのは絶望的な言葉だけではないことを知りました。
それから私は話している時、感情の名前を考えるようになりました。
私は周りより偏った人生を生きてきました。だから考えることが極端になって頭がカチコチになっていたのです。
今では色とりどりな感情の名前を知ることができて世界が色づいて見えます。