連日、メディアで報道されている児童虐待の通報から一時保護までの背景をご存知でしょうか。
親から虐待や育児放棄(ネグレクト)などを、受けた子ども達が初めに行く先は、管轄である児童相談所です。
警察、ケースワーカーによって保護された子ども達は、地域毎にある児童相談所で、事情聴取、カウンセリング、健康診断を受けます。その後、一時保護所で寝泊りをして子ども達の進路が決まります。両親の元に帰されるのか、児童養護施設へ措置されるのか、将又、里親、その他関係機関に措置されるのかは児童相談所のソーシャルワーカーが定めます。
私たちがお伝えしたいことが、児童養護施設へ措置変更されることになったが、施設側が子供を受け入れる体制になければ、その子は受け先が見つかるまで、一時保護所で保護されます。(長い期間で1年〜2年ほど)
その期間、学校に通うことができないため、施設へ移った時には学力が低下しており、不登校の原因ともされています。
一時保護所での待機児童を少しでも減らすために必要なのが受け入れる機関を増やすことです。(自治体によって異なります)
私たちは、元施設長、職員経験者が集い、この問題に取り組もうと考えました。
また、行政機関と手を取り合い、施設がない地域に設立をする予定です。
来年2019年1月から本格始動する予定ですので、一緒に児童養護施設を設立する ”支援者” を募集いたします。
私たちがつくる施設は、子どもたちの ”こころの温かさ” を一番に大切にし、
夢や目的を達成できる環境や、安心・安全を心掛け、自立支援に向けた学習カリキュラム、地元企業との連携による就労支援を取り入れます。
また、卒園後の無償奨学金制度、卒園者のためのシェルターなどトータルコーディネートを目指しております。
もちろん、職員の早期離職率を改善したモデルケースの構築や、労基基準内での働きやすい環境を最新のテクノロジーを駆使して、築き上げていきたいとも考えております。
多くの方に物事を伝えるには、自分自身で実績を積み上げていかなければ信用も生まれません。
これからもお力添えの程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
→クリツク