私たちが生活している一般社会において虐待を受けている幼児や子供が入所する
児童養護施設の存在を知ることは昔と比べメディアで取り上げられる事も
増えてきたが、未だよく知られているわけではない。
児童養護施設で育った元・高萩市長の草間吉夫氏によると
児童養護施設の描かれ方に関し論争となったドラマ「明日、ママがいない」を例に
「知名度と誤解は、相関関係にあります。知られていないから誤解され
偏見も助長されていきます」と述べ、この件を児童養護施設が話題になる
という一点で、理解を深めるきっかけにもなり、「追い風と捉えるべきだ」と話しています。
また、児童養護施設に対し現物を寄付する等は昔からが続いているが
施設職員からするとありがたい気持ちもある一方で、子供の好みの新品のランドセルを
購入したいし、学用品も必要ないことも事実です。
匿名で食品類が寄付されても安全性の問題から廃棄処分になるため
その施設の本当のニーズを捉えて寄付していく必要があるのです。