全国児童養護施設総合寄付サイトの活動を理解していただくために、児童養護施設を卒園した若者にアンケート&インタビューした内容をご紹介させていただきます。プライバシー保護のため施設名や名前は記載しておりません。本人に許可を得た上で掲載をさせていただいております。
※以下のインタビュー内容は過去に行ったものとなります。
僕は施設を出て7年経ちます。当時はとても不安で辛かったことを記憶しています。小1の時に父を交通事故で亡くし、母は精神疾患で入院しました。必然的に施設へ入所していたので何がなんだかよくわかりませんでした。今考えてもしっかりとした説明があっても良かったのではないかと思います。それから高校を出て施設を出ました。母親が行方不明だったので探す日々でした。その後数年が立ち、地方の病院で母らしき人が入院しているという情報を知りました。母を許せない気持ちと会いたい気持ちが相反する中で覚悟を決め会いにいきました。今は一緒に生活をしています。それから私に夢ができました。それは施設の職員になることです。今は家賃、食費、医療費で生活費がギリギリで学校に行くことができません。いつかは夢を叶えたいです。
[全国児童養護施設総合寄付サイトについて一言]
僕が施設に居る時にあったら良かったです。これからも協力しますので、よろしくお願いします。
[全国児童養護施設総合寄付サイトで寄付して下さっている方々へ一言]
職員になったら僕の施設を指定して下さい。
あれは3歳の時だったと思います。夜中、三輪車でお母さんを探している時にお巡りさんに保護され施設へ行きました。当時はお母さんに会いたくて毎日泣いていました。だんだんここで生活をしなくてはいけない覚悟が生まれました。そして高校へ進学をしました。高校では友達に恵まれ美容師に興味を持ちました。そして職員の反対のもと美容の専門学校にアルバイトをしながら通うことになりました。でもバイト代で学費、生活費、家賃を払うことが出来ず辞めてしまいました。施設へも行きたいけど行けない状態が続いています。いつかは行けたらいいです。
[全国児童養護施設総合寄付サイトについて一言]
もっと早くこのサイトがあってほしかった。そしたら辞めてないかも(笑)
[全国児童養護施設総合寄付サイトで寄付して下さっている方々へ一言]
ありがとうございます。
施設を卒園する子ども達への寄付が足りていないのが現状です。
継続的なご寄付をお願いします。