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ご存知ですか?児童養護施設で巣立った子ども達の行き先の一つ

2019年06月19日
新着ニュース

ご存知ですか?児童養護施設で巣立った子ども達の行き先の一つ

児童養護施設で進学を目指す子どもや仕事に就けなかった子どもの行き先の一つに、自立援助ホームという機関があります。

先日、自立援助ホーム夢舞台(ゆめぶたい)さんに、アフターケアーの実態を伺うため訪問してきました。温かく迎え入れてくれたのは、ホーム長の新井秀親さんです。

新井ホーム長は、自立援助ホーム協議会の広報委員長も務められており、自立援助ホームの第一線として活躍されているお方です。

そんな新井ホーム長から、貴重なお話を伺うことができました。

本当にありがとうございました。

 

知ってほしい自立援助ホームとは

自立援助ホームは、義務教育終了後、様々な理由で家庭にいられなくなり、また児童養護施設等を退所し、働かざるを得なくなった、原則として15歳~20歳までの青少年たちが暮らす所です。青少年たちはスタッフと共に生活しながら、社会で生きて行くための準備をします。

 

自立援助ホームに入居している青少年たち

 

虐待や貧困、非行などの問題で家庭に居場所がなくなった青少年たちが入居してきます。

自立援助ホーム設立当初は、児童養護施設の退所者の支援が主だったのですが、近年では図1のように家庭から直接入居する青少年の割合の方が高くなっています。

家庭に問題がありながらも思春期年齢になるまで問題の発見が遅れ、公的な支援の介入が遅れてしまうケースもあります。

支援が遅れたことで、より自立が困難になってしまうことは言うまでもありません。

 

また、入居の理由は、親による放任・虐待が一番高い割合となっています。加えて、他の理由も家庭の問題に起因することが多いことも図2よりわかります。

家庭の問題から、学習環境が保証されてこなかったことも特徴の一つです。

このことは、自立援助ホームに来る青少年たちが、ホームに来るまでいかに過酷な生活を送って来たのかを物語っています。

 

自立援助ホームの成り立ち

自立援助ホームの成り立ちは、第二次世界大戦後の昭和30年代に遡ることができます。
戦災孤児の中学卒業後の自立支援対策として神奈川県が「霞台青年寮」を設立したのが始まりです。
その後、養護施設出身者のアフターケアを目的に、新宿寮(青少年福祉センター)が青少年アフターケアセンターとして設立されました。

義務教育終了後に支援の薄い青少年たちに社会的な支援が必要と感じた関係者の善意の活動により、少しずつホームを増やしていきました。
昭和49年に東京都で養護施設の退所者支援としてアフターケア事業と認め、アフターケアの補助金の交付が始まり、昭和59年の東京都自立援助ホーム制度実施要綱の中に「自立援助ホーム」と命名されました。
平成10年に児童福祉法第二種社会福祉事業として位置づけられ、平成21年には、対象年齢が20歳まで引き上げられるとともに、児童保護措置費制度に組込まれ、より公的な支援をうけるようになりました。

事業の実施主体は都道府県・政令指定都市となり、運営主体は、社会福祉法人やNPO法人等となります。

 

夢舞台はこんなところ

埼玉県内有数の観光地である川越市に夢舞台はあります。 

平成304月より、それまであった埼玉県西部の日高市より多くの支援者の方々の協力のもと、川越市にて開所することができました。

定員8人の利用者メンバー(男2 女6)とスタッフが共に暮らしています。

共に生活をつくり、分かり合える人数として、また一人立ちした子どもたちへの対応を可能にするため、少人数での生活が大事と考え、あえてこういった形にしています。

子どもたちとの関係は退居後も続きます。むしろ出てからが本番。

生活・育児相談、結婚式のご招待などOBOGとの関わりも多いのです。

 

 

夢舞台が大切にしていること

1、暮らしを共にすること

「夢舞台」は子どもの生活の場所です。仕事から帰ってきてくつろいでいる時、何気ない会話の時、みんなで食卓を囲む時、どれも共に暮らしているからこそ生まれる、子どもたちとのとても大切な時間です。

2、子どもの意思決定を尊重すること

「夢舞台」での生活は、大人の都合で振り回されてきたそれまでの生活とは違い、自分の人生を自分で選び、自分で責任を取るということ。
今まで選択権どころか感情を抑えて生きてきた子どもたちにとっては戸惑うことも多々あります。そんな時は一緒に考えます。失敗や挫折はつきもの、反省と次なる自己決定さえ怠らなければ、それは成長の階段です。

「夢舞台」は、自分のことを考える練習をする場所、立ち上がる練習をする場所です。

3、こちらから関わりを切らないこと

本当のスタートラインは「夢舞台」を退居する時です。何もかもが初めての経験だから、知らないことも一人では難しいこともたくさんあります。制度や役所の手続きがわからない、愚痴を言いたい、一人暮らしがさみしいなどなど・・・。

一人で頑張ってみたけどうにもならない時は、いつでも相談に乗ります。20歳を過ぎても、退居して何年経っても変わりません。「夢舞台」での生活は、退居してからも繋がるための土台作りです。

(夢舞台ホームページ参照)

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