頼りたいけれど、頼れない。卒園後の子どもたちの現実
運営事務局です。
いつも温かいご支援・ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
私たち全国児童養護施設 総合寄付サイト運営スタッフは、児童養護養護施設の子どもたちが自分の生い立ちを理由に、「夢」や「目標」を諦めることが無いよう、また安心して自立の日が迎えられるよう、本当に必要な支援が届けるために、引き続き活動して参ります。
今回は、以前児童養護施設を訪問した際に伺ったお話をもとに、
卒園後の子どもたちが抱える悩みや課題について考えてみたいと思います。
卒園した後、相談することの難しさ
施設で暮らしている間は、日々の生活の中で職員さんと顔を合わせ、困ったことがあれば相談できる環境があります。
しかし、卒園して新しい生活が始まると、
それまで身近にいた職員さんとの関わり方も少しずつ変わっていきます。
実際に、卒園した子どもたちにとって、以前暮らしていた施設であっても、
相談することが難しくなる場合があるそうです。
卒園して間もない頃は、まだ職員さんとのつながりも身近に感じられ、困ったときに相談しやすいこともあります。
しかし、卒園から数年が経つと、少しずつ連絡を取る機会が減り、
「今さら相談してもいいのかな」とためらってしまうこともあるそうです。
また、進学や就職を機に遠方へ引っ越し、施設へ気軽に足を運べなくなる場合もあります。
もちろん、卒園後も子どもたちとのつながりを大切にし、
相談や生活支援などのアフターケアに取り組んでいる施設も多くあります。

それでも、子どもたち自身が「もう施設を出たのだから、自分で何とかしなければ」と感じ、
悩みを一人で抱え込んでしまうこともあるのだと知りました。
頼れる場所があることと、実際にそこへ頼れることは、必ずしも同じではない。
今回のお話を通して、そのことを改めて考えさせられました。
卒園後の新しい一歩を支えるために
児童養護施設を卒園した後も、子どもたちの生活は続いていきます。
仕事や学校のこと、生活費のこと、人間関係のことなど、社会に出て初めて直面する悩みもあるかもしれません。
近年は、卒園後のアフターケアや相談支援の仕組みも少しずつ整えられていますが、必要なときにその支援につながれる環境をつくることも大切です。
そして、卒園後の生活を考えるうえでは、社会へ踏み出す最初の一歩を経済的に支えることも欠かせません。
全国児童養護施設総合寄付サイトでは、皆さまからお預かりしたご寄付を、毎年3月に児童養護施設を卒園し、社会へ巣立つ子どもたちへの「巣立ち助成金」としてお届けしています。
進学や就職、一人暮らしなど、新しい生活にはさまざまな準備や費用が必要になります。
私たちが行っている支援は、卒園後のすべての悩みを解決できるものではありません。
それでも、子どもたちが新しい生活を始める際の経済的な負担を少しでも軽減し、安心して一歩を踏み出すための力になれたらと考えています。
施設を卒園することが、支援の終わりにならないように。
そして、子どもたちがそれぞれの未来に向かって歩んでいけるように。
卒園後の生活まで見据えながら、子どもたちの新しい一歩を支えていくために、
皆さまからの温かいご寄付・ご支援をよろしくお願いいたします。
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
2027年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための「全国児童養護施設総合寄付サイト」の
ご寄付受付締切は、2027年2月20日までとなっております。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































