児童養護施設の子どもたちの卒業式のエピソード
児童養護施設を卒園する子どもたちの夢を支えるために
運営事務局です。
令和7年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための助成金事業
「全国児童養護施設総合寄付サイト」では、2月20日を寄付受付締切とさせていただいておりました。
寄付報告は近日中にホームページで報告をさせていただきます。
3月に入り、早いところでは高校の卒業式が執り行われています。卒業式を終えると、児童養護施設の子どもたちは、施設からの巣立ちを迎えます。就職や進学のために上京し、一人暮らしを始める子も多いです。施設の多いところでは、退所式(卒園式)が行われ、施設職員みんなで子どもたちの門出をお祝いします。
本日のブログでは、「児童養護施設の高校の卒業式のエピソード」を紹介します。
児童養護施設の子どもたちの卒業式のエピソード
児童養護施設の子どもたちが施設で暮らす理由はさまざまで、親からの虐待や死別のほか、親の病気による入院、経済的な困難、育児放棄など、家庭の事情によって一緒に暮らせない子どもたちがいます。
運動会や音楽祭などの学校行事に出席ができる親もいますが、出席ができない時があります。その時は、施設の担当職員が保護者の代わりに出席をします。子どもたちにとって、児童養護施設はもう一つの家となっています。施設職員は親ではありませんが、親の代わりとして毎日の生活を共に過ごします。毎日いろいろなことがありますが、担当職員も子どもたちの成長と門出をお祝いをします。
私が施設職員をしていた時に、担当していたA君は、親を病気で亡くしていました。高校の卒業式が近くなったある日。
「僕の卒業式に来てくれる?」と話をしてくれました。「職員もA君の門出をお祝いしたいから絶対行くね。記念写真もたくさん撮ろうね。」と話をすると、「ありがとう」と嬉しそうな表情をしていたA君が印象に残っています。
そして卒業式当日。
約10年間、児童養護施設で過ごしたA君の立派に成長した姿に胸がいっぱいでした。
卒業式が終わり、施設への帰り道の道中にA君から「今日は来てくれてありがとう。僕の親はもう死んじゃっているけど、施設の職員みんなで来てくれたのがとても嬉しかった。」と思いを伝えてくれました。
A君は4月から就職の道へ進み、一人暮らしの生活が始まります。A君のように親を亡くしている子は、自分一人の力で生きていけなければいけません。A君のように、18歳で生きていくには大変なことがたくさんあります。そんな彼らを支える大人の存在が必要なのです。

あなたの寄付が子どもたちの夢を支えることができます
社会に巣立っていく子どもたちは親に頼ることはほとんどできません。
奨学金や生活支援などの様々な支援制度がありますが、金銭面の問題も含め、自分一人の力で生活していかなければいけません。怪我や病気に罹ってしまった時も一人で通院していかなければいけません。子どもたちの中にはお金のことを心配し、病院にかかることも我慢してしまう子もいるのです。
彼らに支援が多く届くことで、生活を支援することができ、夢を応援することに繋がっていきます。
社会に巣立った後に金銭面の悩みを抱えることが多いのが課題となっています。彼らに必要なのは、金銭面の支援と支える大人の輪なのです。
子どもたちのこれから未来を支えていくには
児童養護施設で暮らしている子どもたちは、施設を卒園(退所)したあとは、親のことを頼ることは、ほとんどできません。
18歳で施設を卒園した後は、進学した子も就職した子も自分1人の力で生きていかなければいけない環境に置かれます。
子どもたちの夢と未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
2027年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための「全国児童養護施設総合寄付サイト」の
ご寄付受付締切は、2027年2月20日までとなっております。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































