児童養護施設のことを知るきっかけ
児童養護施設の子どもたちの未来のために
運営事務局です。
弊財団が今年の2月に渋谷のLINE CUBEで開催した「もっち〜フェス」では、ご来場いただいた方々から「児童養護施設のことは知らなかったけれど、今回のフェスに参加して知るきっかけになった。児童養護施設に対して持っていた印象が変わった」との声を多くいただきました。
また、この度の日本テレビの24時間テレビで、やす子さんがチャリティーマラソンを走ることにより、「児童養護施設ってどんなところなんだろう」と多くの方々が関心を持つきっかけになったと思います。このように、より多くの方々が児童養護施設に関心を持つことで、そこで生活している子どもたちの未来がより明るいものになることを、私たち財団は願っております。
当ブログでは、児童養護施設の現状や施設を卒園した子どもたちが抱える問題、また、施設で生活している子どもたちのエピソードなどをご紹介しております。
児童養護施設の子どもたちのエピソード
本日のブログでは、児童養護施設に入所した子どもたちのエピソードを紹介いたします。
施設で生活している子どもたちがどのような辛い体験や環境にいたのか、皆さまに知っていただければと思います。
なお、ブログで紹介する内容については、事前に許可をいただいております。
今回は、Kくん(施設入所時6歳)のエピソードを紹介します。
両親からの身体的虐待
Kくんは、小学校1年生の9月に施設に入所しました。その理由は、両親からの身体的虐待です。
Kくんは日常的に両親から叩かれ、食事を与えられないこともありました。家に帰ると両親から叩かれることを恐れ、「おうちに帰りたくない」と学校の先生に相談をし、学校側がKくんの体を確認したところ、痣が見つかり、そこで虐待が発覚し、その日のうちに児童相談所に保護されました。
児童相談所の職員による聞き取りで、Kくんは「ママとパパはKがいない方が幸せ。いなくなってくれたほうがいい」って言った。と辛い思いを打ち明けてくれました。
私が職員として3年目の時にKくんの担当となりました。Kくんは友だちのことを大切にし、思いやりのある素敵な男の子でした。そのため、Kくんが両親から受けた虐待の辛い体験を聞くたびに、胸が張り裂けそうな思いでした。

児童養護施設の子どもたちは、表向きには明るく元気に見えるかもしれませんが、一人ひとりがそれぞれ辛い経験を抱えています。
「児童養護施設」と聞くと、「子どもたちが悪いことをしたから」とイメージをされる方がいますが、決してそうではありません。
児童養護施設の子どもたちは素敵なところがたくさんあり、優しくて笑顔も素敵な子どもたちばかりです。
しかし、虐待を受けた子どもたちは、心に深い傷を負っていて、ふとしたことで辛い体験がフラッシュバッグしてしまうことがあります。
私たちは、児童養護施設のことを多くの方に知っていただくことで、子どもたちの未来や支える大人の存在が増えていくと信じています。
(エピソードの内容は実際に現場で働く職員から聞いたものになります。子どもを特定できないように名前表記や年齢を変えています。)
児童虐待とは
児童養護施設の子どもたちは様々な理由で生活をしています。
主な理由は「児童虐待」です。他にも、両親の病死、入院や収監なども挙げられます。
「児童虐待」と聞いて、一般的に「叩く・蹴る」などの身体的虐待を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
児童虐待は下記の4つに分類されています。

【こども家庭庁HPより画像引用】https://kodomoshien.cfa.go.jp/no-gyakutai/#campaign
子どもたちの未来を支えていくには
児童養護施設を卒園した子どもたちは、親を頼ることはほとんどできません。
施設を出た後は自立を強いられることになり、自分の力で生計を立てて生きていけないという環境に置かれます。
子どもたちは「金銭面の問題」が一番大きな壁になっています。
子どもたちの夢と未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援がどうしても必要です。
一人ひとりが寄付をすることで、子どもたちの未来を支えることに繋がります。

<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































