児童養護施設で働く職員さんから聞いた子どもたちとのエピソード⑥
児童養護施設のことをたくさんの方に知ってほしい
運営事務局です。
新年を迎え、今年3月に児童養護施設を卒園する子どもたちの施設生活は残り約3ヶ月となっています。
本日のブログでは、児童養護施設で働く職員さんから聞いた子どもたちとのエピソードを紹介をします。
(紹介するエピソードの内容は子どもを特定できないように名前表記や年齢を変えています。)
私たちは、児童養護施設のことや生活している子どもたちのことをもっと多くの方々に知ってほしいと思っております。
このブログを通して児童養護施設の現状を知ってもらえることが、子どもたちを支える大人の輪が広がることに繋がります。
今までに紹介したエピソードを、まだご覧いただけていない方は、ぜひご覧ください!
・第一弾のエピソードはこちら
・第二弾のエピソードはこちら
・第三弾のエピソードはこちら
・第四弾のエピソードはこちら
・第五弾のエピソードはこちら
児童養護施設で働く職員さんから聞いた子どもたちとのエピソード
今回紹介するのは、施設卒園まで約3ヶ月となったAさん(現在は短大生)のエピソードとなります。
Aさんは、小学校3年生の頃に両親からの身体的虐待が原因で施設入所となりました。
Aさんは施設での生活が始まった最初の頃は、今までとの環境の変化から担当職員のそばを離れることが出来ず、よく泣いていましたが、少しずつ施設での生活に慣れていき、施設で暮らす他の子たちとも遊んで過ごせるようになりました。そして、中学校、高校ではテニス部で6年間一生懸命取り組んだAさん。施設を卒園した後は、保育士になる夢を叶えるために保育科のある短大に通うことを目指して、学費を工面するためにアルバイトをして貯金をしました。入学試験も合格し、夢を叶える一歩を踏み出しました。
そして、施設生活を残り3ヶ月に控え、担当の職員さんと卒園後の生活について話し合いを行いました。Aさんは話し合いの中で9年間担当していた職員さんに次のように話しました。「最初は施設で生活するってなってすごく不安だった。私はこのままどうなっちゃうんだろうって。でも、先生たちが優しくしてくれたから安心出来たんだよ。〇〇さん(担当職員)は、9年間一緒にいてくれたからすごい感謝してるんだよ。」
担当職員さんはAさんに「Aちゃんは9年間、いろいろなことがあったね。学校やアルバイトで辛いことや大変なこともあったと思うけれど、すごく頑張ったね。偉かったね。私はずっとAちゃんの味方だし、応援しているから施設を卒園した後に困ったことがあったらいつでも頼っていいんだよ。」と伝えました。そして、高校を卒業し、18歳で9年間過ごした施設を卒園し、短大に通う新生活が始まったAさんです。現在も、アルバイトを続けて生活費も工面しながら、保育士になる夢を叶えるために短大に通っています。

子どもたちのこれから未来を支えていくには
児童養護施設で暮らしている子どもたちは、施設を卒園(退所)したあとは、親のことを頼ることは、ほとんどできません。
18歳で施設を出たあとは、進学した子も就職した子も自分1人の力で生きていかなければいけない環境に置かれます。
子どもたちの夢と未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。







































































































































































