本日、私が担当していた児童(女の子)と久しぶりにお会いしてきました。
その子は今年の3月に児童養護施設を卒園したばかりで、コンビニエンスストアーの会社に社員として就職をしました。
久しぶりの再会に彼女は釣りに行きたいとのことでした。
以前も一緒に釣り堀に行ったなと思い、車を釣り堀に走らせました。
ゆっくり時間が流れる中で、彼女の現状を聞き出しました。
今は何も仕事をしておらず、児童援助ホームで暮らしているとのことでした。
やはり仕事が続かなかったかと思い、なぜ続かなかったかと尋ねると、毎日のように上司に怒られることが耐えられないとのことでした。
幼少期から虐待を受けていた彼女に、怒ることは苦痛でしかなかったのかと思い、「生活費はどうしているの?友達とも遊んでいるんでしょう?」と尋ねると、「大丈夫だよ!適当にやって稼いでいるから」と答えました。
「ん?適当にってどういうこと?」と私が質問をすると、彼女は「一回行けば5万から10万になるからさ。すごいよい仕事でしょ」と答える。
彼女の言葉の意味を察した方もいらっしゃると思います。
そう体を売る仕事に走っていたのです。
私から彼女に伝えられることは何かと考えたのですが、適切な言葉が浮かびませんでした。
「ダメだ!そんなことしたら!自分の体を大切にした方がいい」と世間一般の方なら言うのだが、彼女は義父から性的虐待の容疑で入所していたのです。
来年の3月で自立援助ホームを出なくてはいけません。
そんな彼女の行き場所はと考えてしまいました。
彼女のために本当に必要な支援とは、、、
まずは居場所と人づくりだと考えます。これから児童相談所と自立支援ホームにも相談し、全身全霊で彼女を支えようと考えています。
彼女のような子達を支えられるシェルターも必要です。
それには、もっともっとみなさまからのお力を必要です。
どうか力を貸して下さい。