厚生労働省の調査によると、2017年の3月に高校を卒業した児童養護施設卒園児約1700人のうち
約1400人が進学でなく就職するなどして施設を卒園していったというデータが出ています。
また進学のほか「生活が不安定で、引き続き施設での養育が必要」と判断された子どもは20歳まで退所を
現在では延ばすことができます(措置延長)が、延長が適用されたのは全体の300人弱とのことでした。
現在では児童養護施設入所児に対しての寄付はテレビ等で取り上げられる機会も増え増えてきましたが一方で
退所者のケアは後手に回っており、施設卒園児たちは18歳という若さで社会に送り出され、自立を迫られています。