冬が子どもたちに特別な意味を持つ理由 〜施設で過ごす季節行事と、その裏側にある支援〜
運営事務局です。
冬は行事が多く、子どもたちにとって「特別な思い出が増える季節」です。
児童養護施設でも、クリスマス会や年末の雰囲気など、子どもたちがワクワクする時間がたくさんあります。
一方で、行事を支えるためには、職員の準備や予算面など、見えない工夫や支援が必要になることもあります。
今回は、冬という季節が施設で暮らす子どもたちにどのような意味を持つのか、その背景を紹介します。
冬に広がる子どもたちの生活と支援が必要になる理由
行事が“思い出づくり”につながる季節
冬はクリスマス会や年末のイベントなど、子どもにとって特別な行事が続く時期です。
施設でもできる限り家庭に近い雰囲気を感じられるように、飾り付けや特別なメニュー、プレゼント交換などを行う施設が多くあります。
こうした行事は、子どもたちにとっては“イベント”以上の意味を持ちます。楽しい記憶は自己肯定感につながり、仲間や職員との信頼関係を深めるきっかけにもなります。
「特別な思い出がある」という感覚は、子どもの心を確かに支えてくれるものです。
行事が苦手な子もいるという現実
一方で、行事が苦手な子どももいます。
大人数が集まる雰囲気が得意ではなかったり、過去の経験から行事が不安につながることもあります。
そのため、施設では子ども一人ひとりのペースや気持ちを大切にしながら、参加方法を柔軟に選べるように工夫されています。
例えば、賑やかな場所が苦手な子は少し離れた場所で参加したり、無理に参加しない選択も尊重されます。
「全員が同じ楽しみ方をする」ことよりも、「その子が安心して過ごせる時間」を大切にする姿勢が根底にあります。
冬は支援ニーズが増える季節でもあります
冬は、施設の生活に必要な支援が増える時期でもあります。
季節の行事が増えるということは、同時に「必要なもの」も増えていきます。
特に年末は、進学や就職を控えた子どもの支援も重なる時期であり、施設側の負担が大きくなりやすいタイミングです。こうした背景から、冬は特に外部からの寄付や応援が子どもたちの支えとなる季節でもあります。

寄付や応援により、施設の冬の行事や生活をさまざまな形で支えています。
行事の運営がスムーズになる。子どもたちに季節ならではの経験を届けられる。
普段の生活費に余裕ができ、細かなサポートに手が届きやすくなる。職員の負担が軽減され、より丁寧なケアができる。
冬は、子どもたちにとって“楽しい思い出をつくるチャンスが多い季節”。
だからこそ、その時間を支えるためのサポートが大きな意味を持ちます。
誰かの寄付が、どこかの施設の子どもにとって「忘れられない冬の思い出」になることも少なくありません。
あしながサンタへの寄付をご検討の方へ 本年度の寄付締め切りまであと7日!!
弊財団では、全国児童養護施設総合寄付サイトの運営と並行して、クリスマス支援事業である「あしながサンタ」を実施しております。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、子どもたちが“本当に望むもの”を届けるためには、お一人あたり約5,000円のプレゼント予算が必要です。
しかし、施設のみの予算では十分とは言えず、どうしても準備に限界が生じてしまいます。
皆様からのあたたかいご寄付を加算させていただくことで、子どもたちが心から望むプレゼントを届けることができています。
【受付期間】 2025年12月10日(水)まで ※詳細はこちら
本年度の受付期間は上記の通りとなっております。
今年のクリスマスに間に合わせて支援をご検討くださっている方は、ぜひお早めにお手続きをお願いいたします。
どうか、一人でも多くの子どもたちが笑顔でクリスマスを迎えられるよう、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業して施設を出る子どもたちに生活費の支援を行っています。
一人ひとりの寄付が、子どもたちの未来や夢を叶える選択肢を増やしていきます。
そして児童養護施設への理解を深め、子どもたちの現状を多くの方々に知っていただくことです。
<個人の方からのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>

<企業スポンサーとしてのご寄付はこちらの画像をクリックしてください>

オレンジの羽根募金
児童養護施設の子どもが安心できる社会づくりへ
「オレンジの羽根運動」は、児童養護施設の現場職員が発足した社会活動です。
入所中の子どもたち、卒園する子どもたちにとってより良い社会で生活するために児童養護施設を正しく知っていただき、
共に支える大人の輪をつくることが目的です。
そんな想いで、私たちはこの活動を行なっています。
多くのみなさまへ活動を周知されるご協力をよろしくおねがいします。
▶︎WEBページはこちら
【FM世田谷/放送中】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ

お笑いタレント“はなわ”と女優の“岩崎ひろみ” がお届けする『ON AIR もっち~ラジオ』♪” 子どもたちの“ワクワク♪”を、もっと大きく膨らまそう ”をテーマに、“はなわ”と“岩崎ひろみ”が、子育て経験も交えて面白おかしく元気にお届けします!
〈放送日時)毎週日曜日/11:00~11:15
〈パーソナリティ〉はなわ 岩崎ひろみ
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【公開中】Youtubeチャンネル

日本児童養護施設財団のYoutubeチャンネルにて、『もっち〜とあっき〜が行く施設長インタビュー』『応援メッセージ』『ON AIR もっち〜ラジオのアーカイブ』『寄付サイト』のPVが公開中です。チャンネル登録して頂けますと幸いです。
▶︎チャンネルはこちら

【無料掲載】卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは就職を希望する子どもたちの選択肢が広がるように願いを込めて運営している児童養護施設専門の求人サイトです。施設で暮らす若さ溢れる子どもたちを積極的に採用したい企業のみが求人掲載をしているので、これから施設を退所する高校生や一度施設を退所した卒園児が再就職を目指す場合に活用してください。求人情報にある企業の窓口にご連絡をしていただけますと、求人担当から案内を受けることができます。この事業は営利活動ではないため、掲載課金、採用課金、応募課金、オプション課金は一切しておりません。掲載したい企業も随時募集しております。
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【寄付】あしながサンタ
2019年8月に全国の児童養護施設(607施設)へ、クリスマスに関してのアンケート調査を実施しました。アンケート調査により、1施設あたりの子ども1人に対してのクリスマスプレゼント代の平均予算(約3000円)がわかりました。そこで分かったのが、どの施設も子どもたちが施設生活を送る上で、不自由がない生活を送らせるために、クリスマスの予算を、習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに、適切に振り分けられていることがわかりました。ここに私たちがサポートできることがあると考えました。
▶︎WEBページはこちら

















































































































































































