児童養護施設で育つ子どもたちのリアル②
運営事務局です。
日頃よりあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
皆さまのご寄付により、子どもたちは日々の生活の中で多くの経験を重ねています。
本日は、施設での生活に慣れてきた子どもたちの成長と、心の変化についてお伝えします。(「児童養護施設で育つ子どもたちのリアル」の第二弾となります)
※これまで複数の児童養護施設を訪問し、職員の方々から伺ったお話をもとにご紹介しております。
施設での生活と成長、心の変化

施設での生活に慣れた子どもたちは、学校生活や日常の中で、さまざまな経験を積み重ねていきます。
学習や行事、友人関係などを通して、社会の中での関わり方や、自分の役割を少しずつ学んでいく時期でもあります。これは一般家庭で育つ子どもたちと変わらない部分でもあります。
一方で、年齢が上がるにつれて、自分の生い立ちや家庭環境、将来について考える機会も増えていきます。周囲との違いを感じたり、自分の置かれている状況について悩んだりする中で、心の揺れや葛藤を抱えることも少なくないそうです。
また、進路選択や将来の方向性を考える場面では、「自分はどう生きていくのか」といった問いに向き合うこともあり、不安や迷いを大きく感じることもあるといわれています。
たくさんの葛藤の中で育まれていく価値観
こうした時期の子どもたちは、さまざまな感情と向き合いながら、自分なりの考え方や価値観を少しずつ育んでいきます。
私自身、施設を訪問し、職員の方々からお話を伺う中で強く感じたことがあります。
それは、児童養護施設で暮らす多くの子どもたちが、とても大人びた考え方を持っているということです。
良くも悪くも、周囲の大人に気を遣い、自分の気持ちを表に出せずに抱え込んでしまうことがあります。そして、その思いを別の場所や別の形で発散してしまうこともあるそうです。
施設では、日々の生活の中での関わりに加え、進路について考える機会や、社会経験を積む機会を通して、子どもたちが将来を見据えられるよう支援が行われています。
また、職員との対話やさまざまな経験の積み重ねの中で、自分自身を理解しようとする姿も見られるといいます。
この時期は、不安や葛藤を抱えながらも、自分の意思で選択しようとする力が育まれていく大切な過程です。そうした日々の積み重ねが、子どもたち一人ひとりの価値観や、生きていく力につながっていくのだと感じます。
子どもたちのこれから未来を支えていくには
児童養護施設で暮らしている子どもたちは、施設を卒園(退所)したあとは、親のことを頼ることは、ほとんどできません。
18歳で施設を卒園した後は、進学した子も就職した子も自分1人の力で生きていかなければいけない環境に置かれます。
子どもたちの夢と未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
2027年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための「全国児童養護施設総合寄付サイト」のご寄付受付締切は、2027年2月20日までとなっております。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































