18歳から始まる一人暮らし。児童養護施設を卒園した子どもたちの「生活費」の現実
運営事務局です。
4月から新しい生活を始める18歳。
就職や進学をきっかけに、一人暮らしを始める人もいるでしょう。
家賃、食費、光熱費、スマートフォン代、交通費。
一人暮らしには、毎月さまざまな費用がかかります。
これは、児童養護施設を卒園する子どもたちも同じです。
ただ、大きく違うことがあります。
それは、多くの人が家族から受けられる支えを、必ずしも同じようには受けられない中で、自分の生活を始めなければならないということです。
「初めての一人暮らし」と「初めての社会生活」が同時にやってくる
一般的に、18歳で就職して一人暮らしを始める場合でも、困ったときには家族に相談したり、一時的に生活を支えてもらったりすることがあります。
「今月少し足りないから助けてもらう」
「体調を崩したから実家に帰る」
「家具や家電を買ってもらう」
そんな「もしものときの支え」がある人も少なくありません。
一方、児童養護施設を卒園する子どもたちは、施設を出たあと、住まいや生活費、仕事や学校のことなどを自分で考えながら、新しい生活をスタートさせます。
18歳で、初めての一人暮らしと社会生活を同時に始める。
それだけでも、大きな挑戦です。
「毎月の生活費」だけではなく、生活を始めるためのお金も必要
一人暮らしには、毎月の家賃や食費だけでなく、最初に必要になるお金があります。
家具や家電、寝具、生活用品。
仕事を始めるためのスーツや靴。
通勤・通学に必要な交通費。
一つひとつは小さく見えても、生活を始めるためにそろえると大きな負担になります。
さらに、働き始めたあとも、体調を崩したり、仕事を休んだり、急な出費が必要になったりすることがあります。
家族からの仕送りや、困ったときの援助がない場合、こうした費用も自分で抱えなければなりません。
だからこそ、卒園後の子どもたちには、「生活を始めるための支援」だけではなく、「生活を続けていくための支援」も必要です。
「自立=一人で頑張る」ではない
18歳になると、「もう大人なんだから、自分で頑張らないと」と思われることがあるかもしれません。
でも、自立とは、何もかも一人で抱えることではありません。
困ったときに相談できる。
生活が苦しいときに支えてもらえる。
仕事や学校を続けるために必要なものを用意できる。
そして、将来のことを考える余裕を持てる。
そうした支えがあることで、安心して自分の人生を歩んでいくことができます。
児童養護施設を卒園することは、子どもたちにとって「支援が終わる日」ではありません。
新しい生活を始める日です。
18歳から始まる一人暮らし。
その先の人生を、子どもたちが安心して歩んでいけるように。
2月20日まで、卒園を迎える子どもたちへのご寄付を受け付けています。
一人ひとりの新しい一歩を、皆さまのご支援で支えていただければ幸いです。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。







































































































































































