全国児童養護施設総合寄付サイトでは
皆さまからご支援いただいた寄付金を、子どもたちが卒園するときに渡しております。

この仕組のきっかけは
子どもたちの卒園後の悩みからでした。

卒園後社会にでたあと自分が居た施設の職員に
相談する悩みで特に多いのがお金の問題です。

そんな時、現場での解決方法の１つとして
施設長がお金を貸すという方法があります。

施設長は事前に保険に加入しているので
仮に児童が返済できなくても保険会社から返済されるという仕組みになっています。
また、自治体が対応するケースもあります。

どちらも理想的ではありますが、大きい金額の場合や
毎度のことだと対応することが困難となります。

施設の職員は皆、自分の子どもの様に、養育、教育します。
自分が育ててきた児童が頼ってきたら本気で助けてあげたいと思うのが普通です。
どんなに失敗しても助けてあげたくなるのが親であり、それが職員でもあります。

こういった経緯や経験のなかで
現場の声を元に、当団体では寄付を募り卒園後の子どもたちに渡すと
いう仕組みを作り、活動を行っております。

ですがまだまだ、支援が必要な子どもはたくさんいます。

新しい仕組み夢をユメで終わらせないプロジェクトも
そういった子どもが自分の夢を諦めなくてすむ環境のために立ち上げました。

■夢をユメで終わらせないプロジェクト（外部リンク）

これからもっと子どもたちの未来のために
よりよい支援ができるよう活動してまいりますので
温かいご支援を宜しくお願いいたします。