全国児童養護施設総合寄付サイトの活動を理解していただくために、児童養護施設を卒園した若者にアンケート&インタビューした内容をご紹介させていただきます。プライバシー保護のため施設名や名前は記載しておりません。本人に許可を得た上で掲載をさせていただいております。
※以下のインタビュー内容は過去に行ったものとなります。
僕は産まれた時から乳児院で育ち、2歳の時に児童養護施設に措置変更されました。小学生の時に地元の野球チームに入ってから根っからの野球少年でキャプテンを任されてました。高校は野球推薦で入学、野球漬けの3年間でした。現在は野球用品を取り扱うメーカーで働きながら、地元の草野球チームで野球を楽しんでプレーしています。高校に入る前までは、プロ野球選手を目指して努力していたのですが、高校の時に比べものにならないほど上手いやつと出会い夢を諦めました。どの業界もそうですが、その道で輝ける人って持っているものが違うなと思います。
[全国児童養護施設総合寄付サイトについて一言]
施設を出る時に助かると思います。
[全国児童養護施設総合寄付サイトで寄付して下さっている方々へ一言]
ありがとうございます。
俺は小3の時から施設で暮らしています。兄弟が3人いて末っ子です。家にいた頃の暮らしは思い出したくないくらい辛かったです。とにかく飯に飢えていたので近所ののスーパーマーケットには大変お世話になっていました。(笑)施設に入ったきっかけがそのスーパーさんでした。腹が減りすぎていた俺らは深夜にスーパーで食品をいただいていたら覆面に捕まり警察沙汰となりました。翌日に児相が介入して家には戻せないということで施設に行くことになりました。約3年くらいかな小6の時に家に戻れることになりました。でも両親はあの時と何も変わっていなかったのですぐに施設に戻りました。もう奴らの所には戻らないと決心しました。高校は車が好きだったので自動車整備課のある高校に進みました。卒業と同時に整備工場で働いています。毎日大変だけど好きなことをしているので楽しいです。
[全国児童養護施設総合寄付サイトについて一言]
すごいと思いました。
[全国児童養護施設総合寄付サイトで寄付して下さっている方々へ一言]
施設のためにありがとうございます。
施設を卒園する子ども達への寄付が足りていないのが現状です。
継続的なご寄付をお願いします。