「私の字、下手すぎない?」何度も書き直したIさんの履歴書
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就職試験の開始
9月16日から、高校生の就職活動では企業による採用選考が始まりました。
「高校生の就職活動に、そんな決まった時期があるの?」
そう思われる方もいるかもしれません。
実は、高校生の就職活動には決められたスケジュールがあります。(一部例外はありますが)
2026年度の場合、ハローワークでの求人受付は6月1日から。7月1日からは企業から学校への求人申込みや学校訪問が始まり、夏休みには職場見学などを行う生徒もいます。そして9月5日から、学校から企業への応募書類の提出が始まり、昨日の9月16日から企業による選考がいよいよ始まりました。
就職活動には欠かせない「履歴書」
今回は、当時高校3年生だったIさんのお話をさせていただきます。
何度も書き直した履歴書
進路を「就職」と決めていたIさんが、履歴書について教えてほしいと事務所に来ました。
アルバイト経験がなかったIさんにとって、履歴書を書くのは初めてのこと。自分なりに調べて書いてみたものの、これでいいのか分からず、行き詰まってしまったからです。
特に悩んでいたのが、志望動機でした。
Iさんの本音を言えば、「社宅」があることも、会社を選んだ大きな理由の一つだったからです。自立後の生活を考えれば、家賃という固定費を抑えられることは、当時のIさんにとってとても重要なことでした。
もちろん、それだけで選んだわけではありません。
会社のホームページなども調べ、自分がここで働いていきたいと思ったからこそ、その会社を選びました。
ただ、まっすぐな性格のIさんにとって、「社宅があるから」という本音を隠して、綺麗事だけの志望動機に書くことには、嘘をついているような後ろめたさがあったようです。自分の本音と、会社に伝える志望動機。その間で、Iさんは悩んでいました。
それが、Iさんの素敵なところであり、不器用なところでもあります。
その話を聞いて、彼女の本音と入社したらどんなことを実現し、会社にどんな貢献ができるのかの2つを一緒に考えました。
「私、ちゃんと字を書いてこなかった」
もう一つ、Iさんが気にしていたのが自分の「字」でした。
Iさんは履歴書を書きながら、自分の書いた文字を見て、「私の字、下手すぎない?」と聞いてきました。
Iさんの書く文字は、お世辞にも整った字とは言えず、正直返答に困る質問だなと思いました。
ただ、文字の上手さは読み手に対する配慮を形にしたものだと考えていたので、上手か下手かで考えるのではなく、Iさんの履歴書を見る人のことを考えて書くことが大事だと思うことを伝えました。
学校のノートを書く。
提出物を書く。
寄付へのお礼の手紙。
文字を書く機会は、これまでにもたくさんあったはずです。
でも、あらためて履歴書を書いてみると、自分の字を人に見てもらうことが恥ずかしく感じたようです。「もっとちゃんと書いておけばよかった」そんな後悔も言葉にしていました。

そこから、Iさんは何度も履歴書を書き直しました。
履歴書を書くことに慣れていないので、時間もかかります。
もちろん、何度書き直しても、急に字がきれいになるわけではありません。
それでも、少しでも自分が納得できるものにしようと、何度も書き直していました。
これまでのIさんを知っている職員の贔屓目で見れば、何度も書き直したその一枚には、Iさんの今の精一杯が詰まっていると感じました。その熱意やIさんの良さが、この履歴書を見た採用担当者の方に少しでも伝わると良いなと思いました。
<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
2027年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための「全国児童養護施設総合寄付サイト」の
ご寄付受付締切は、2027年2月20日までとなっております。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
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【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
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【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。







































































































































































