就職が決まったら、それで終わりではない。児童養護施設で行われる「自立訓練」とは
運営事務局です。
いつも温かいご支援・ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
私たち全国児童養護施設 総合寄付サイト運営スタッフは、児童養護養護施設の子どもたちが自分の生い立ちを理由に、「夢」や「目標」を諦めることが無いよう、また安心して自立の日が迎えられるよう、本当に必要な支援が届けるために、引き続き活動して参ります。
現実的な課題
先週金曜日のブログでは、高校卒業後の就職に向けて頑張り、内定を手にした子どものエピソードを紹介しました。
就職先が決まると、とりあえず一安心です。
しかし、働き始めるためには、仕事の準備だけでなく、生活を始めるための準備も必要になります。
例えば、食事を作ること、洗濯をすること、お金を管理すること。
施設を出た後は、自分で考え、判断しながら生活を整えていく場面が増えていきます。親や家族から十分な支援を受けることが難しい子どももいるため、施設で暮らしている間から、退所後の生活を見据えて準備を進めることが大切です。そのために、児童養護施設では、子どもたちが退所後の生活に向けて、一人暮らしに必要な生活能力を身につけるための練習を行っています。
児童養護施設の役割は、法律上も定められています。
「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第45条では、子どもの自主性を尊重しながら、基本的な生活習慣を身につけ、将来自立した生活を営むために必要な知識や経験を得られるよう、生活指導を行うことが定められています。
また、第45条の2では、子ども一人ひとりの年齢や発達の状況、本人の意向、家庭の状況などを踏まえて、自立を支援するための計画を作成することが求められています。
つまり、すべての子どもに同じ練習を行えばよいわけではありません。
例えば、自分で料理をする経験が十分にある子もいれば、金銭管理や買い物に不安がある子もいます。子ども一人ひとりが持っている力や抱えている課題を把握し、それぞれの状況に応じて必要な支援を考えることが大切です。
自立とは、何でも一人でできること?
自立という言葉から、「誰にも頼らず、自分のことはすべて自分でする」という姿を思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、生活していれば、誰でも困ったり、判断に迷ったりすることがあります。
そんなときに、自分で考えて解決しようとすること。必要に応じて、誰かに相談したり、支援を利用したりすること。それも、自分の生活を守るために大切な力です。
親や家族を頼ることが難しい子どもたちにとっては、施設を出た後に困ったとき、誰に相談できるのかを知っておくことは重要なことです。地域の人や支援機関など、社会とのつながり方を知ること。必要なときに助けを求められること。こうした力も、自立に向けた大切な準備の一つです。
もちろん、食事や洗濯、金銭管理など、生活に必要な知識や技術を身につけることも欠かせません。日々の暮らしに必要な力と、困ったときに人や社会を頼る力。その両方が、自分らしい生活を築いていくための土台になります。
自立に向けた支援の具体的な方法は、施設によってさまざまです。
私が勤めていた施設でも、子どもたちが施設を出た後の生活に向けて、準備を進めていました。来週金曜日は、私が勤めていた施設で、主に一人暮らしに向けた生活能力を身につけるために、子どもたちがどのような経験をしていたのか、具体的なエピソードを交えてご紹介します。

<税制優遇・税額控除について>
令和7年4月1日より内閣府公認の公益財団法人となり、同年8月13日に内閣府より税額控除に関する承認をいただけましたことをご報告いたします。
本証明に関する有効期間は以下の通りです。
令和7年8月13日から令和12年8月12日まで
税制優遇は、個人様・法人様ともに申請を行なっていただけます。
税制優遇・税額控除についての詳細は、こちら
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援が必要です。
2027年3月に児童養護施設を卒園し、社会に巣立つ子どもたちのための「全国児童養護施設総合寄付サイト」の
ご寄付受付締切は、2027年2月20日までとなっております。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。







































































































































































