貧困には「相対的貧困」と「絶対的貧困」の二種類があります。
人間として最低限の生活をも営むことができないような状態,すなわちベーシック・ヒューマン・ニーズ (=BHN) が達成されていない貧困状態をいう。(「コトバンク」より引用)
OECDでは、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算出)が全人口の中央値の半分未満の世帯員を相対的貧困者としている。相対的貧困率は、単純な購買力よりも国内の所得格差に注目する指標であるため、日本など比較的豊かな先進国でも高い割合が示される。(「コトバンク」より引用)
子どもの貧困率とは、その国の相対的貧困の状態にある18歳未満の子どもの割合を指します。
現在、日本の子どもの貧困率は今、OECD加盟国の中で最悪の水準にあります。
日本の子どもの貧困率は、1980年代から上昇傾向にあり、今日では実に6〜7人に1人の子どもが
貧困状態にあるとされており、こうした世帯で育つ子どもは、医療や食事、学習、進学などの面で
極めて不利な状況に置かれ将来も貧困から抜け出せない傾向があることが明らかになりつつあります。
また、この貧困が原因となり、実の親と暮らせなくなった子どもたちの多くは、社会的養護の元に育ちます。
しかし社会的養護の元での生活においても、自身の思いや夢を実現できるには
まだまだ、支援が行き届いていません。だからこそ彼らが自分の夢や思いを叶える事が
出来るよう少しでも応援していきたいと考えています。