児童養護施設のイメージとは
児童養護施設について
運営事務局です。
24時間テレビの放送をきっかけに、児童養護施設について知った方も多いのではないでしょうか。やす子さんが実際に過ごした施設や体験談を語ってくれていましたが、それが全てではありません。全国には610の児童養護施設があり、それぞれの施設で環境や子どもたちの過ごし方は異なっています。
もっと多くの方に児童養護施設について知っていただくことで、子どもたちが抱える悩みや、卒園後の課題についても理解が深まります。そして、その理解が子どもたちを支える大人たちの存在を増やし、子どもたちの未来をより明るいものへとつなげていくのです。
今後、「児童養護施設のイメージ」について、何回かに分けて当ブログで紹介していきますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
児童養護施設のことを知らない人が持つ施設へのイメージとは
私は約6年間、児童養護施設の職員として勤務していました。大学では授業や実習でさまざまなことを学びましたが、実際に就職してみると、現場でしか分からないことのほうが多いと感じました。私自身、職員になるまでは、児童養護施設に対して暗いイメージを抱いていました。このような印象は、施設のことをよく知らない方々に聞いてみても、多くの人が同じように暗いイメージを持っているのが現状です。
その他に多くの方が抱いているイメージとして、以下のようなものがあります。
・「養護」という言葉が含まれているため、障がいを持った子どもたちが過ごす場所だと思っていた。
→ これは、「養護学校」(現在は「特別支援学校」)という呼び方が以前使われていたことが関係しています。
かつては「盲学校」「ろう学校」などと区別されていましたが、2007年の法改正により、区分が廃止され、現在は「特別支援学校」と呼ばれています。
・何か悪いことをしたから施設に入っている。つまり、少年院のように非行を犯した子どもたちが入る場所だというイメージ。
→ この誤解は、メディアの取り上げ方にも影響されている部分があります。以前、私が見たある夕方の番組では、児童養護施設の特集が組まれていました。その中で、施設で過ごしている子どもたちを映していたのですが、ちょうど高校生くらいの子がカメラに撮られるのを嫌がり、カメラマンに怒っている場面がありました。このような映し方をされると、児童養護施設全体のイメージが暗くなり、誤解を招いてしまうと感じています。

児童養護施設を正しく知ってほしい
このブログを読んでくださっている方の中には、お住まいの近くに児童養護施設がある方もいらっしゃるかもしれません。中には、30年以上にわたってその地域で運営を続けている施設もあります。長い年月が経つと、建物が老朽化し、修繕が必要になりますが、その修繕には多額の費用がかかるため、簡単には進められないことが多いのです。そのため、施設の外観が古く見えることから、暗いイメージを持たれてしまうかもしれません。
しかし、ぜひ知っていただきたいのは、見た目とは違い、施設で生活している子どもたちはとても素晴らしい子どもたちばかりだということです。また、職員の皆さんも、365日、毎日子どもたちのために全力で支援を行っています。施設が持つ本当の姿を理解していただけることを願っています。
※次回のブログでは、児童養護施設で暮らしている子どもたちのことについて紹介いたします。
子どもたちのこれから未来を支えていくには
子どもたちの夢と未来を支えていくには、多くの皆様からの現金での支援が必要です。
子どもたちに支援・寄付を考えてくださっている皆さまへ、あなたの寄付・支援が子どもたちの夢や未来を支えます。
<わたしたち現場職員からのお願い>
全国児童養護施設総合寄付サイトでは
高校を卒業と共に施設を出る子どもたちに生活費の支援をしています。
子どもたちを支えるためには皆様からの支援がどうしても必要です。
一人ひとりが寄付をすることで、子どもたちの未来を支えることに繋がります。
<日本児童養護施設財団からのお願い>
公益財団法人 日本児童養護施設財団は、児童養護施設で暮らす子どもたちが安心して未来へ歩めるよう、寄付や企業・地域の皆さまとともに支援活動を行っています。子どもたちの笑顔と未来を守るため、活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
<ご寄付を検討されている方はこちらをクリック>
【寄付】全国児童養護施設 総合寄付サイト(卒園生助成)
全国児童養護施設総合寄付サイトは、全国の児童養護施設や、卒園・退所後の子どもたちを支えるための寄付サイトです。お寄せいただいた寄付は、家賃や生活費など、子どもたちが社会で自立して暮らしていくための支援に役立てられます。
現場の声をもとに、子どもたちに本当に必要な支援を届けています。
【寄付】あしながサンタ
児童養護施設で暮らす子どもたちへクリスマスプレゼントを届ける寄付プロジェクトです。
全国から寄せられたご寄付をもとに、施設の子どもたち一人ひとりへクリスマスプレゼント代を助成し、思い出に残るクリスマスを応援しています。
オレンジの羽事業
◯オレンジの羽根募金
児童養護施設への理解を広げ、子どもたちを応援する全国啓発・募金活動です。
街頭募金や企業・学校との連携を通じて、社会的養護の現状を伝えながら、子どもたちへの継続的な支援の輪を広げています。
◯奨学金事業
児童養護施設で暮らす子どもたちの「学びたい」という想いを、寄付によって支える奨学金事業です。返済不要の奨学金を通して、進学をあきらめることなく、子どもたちが自分の夢や未来に向かって一歩を踏み出せるよう応援しています。
◯卒園生対象 企業求人サイト
もっち〜ナビは、児童養護施設の子どもたちや卒園生の就職を応援する求人サイトです。
子どもたちの背景に理解のある企業の求人を掲載し、自分に合った仕事との出会いを支えています。
求人掲載は無料。掲載を希望する企業も募集しています。(事前審査あり)
◯【開催中】日本子ども未来展
日本子ども未来展は、児童養護施設で暮らす子どもたちの作品を通して、一人ひとりの思いや感性を発信する取り組みです。全国の児童養護施設から寄せられた作品には、子どもたちの夢や希望、自由な発想が込められています。
入館は無料です。心に残った作品がございましたら、「お気持ちの入館料」で応援いただけます。
皆さまからのお気持ちは、子どもたちの未来を支える力につながります。
◯【FM 世田谷】はなわと岩崎ひろみの ON AIR もっち〜ラジオ
お笑いタレントの「はなわ」さんと女優の「岩崎ひろみ」さんがパーソナリティを務めたラジオ番組です。
子どもたちの「ワクワク」をもっと大きく膨らませることをテーマに、子育ての話題などを楽しくお届けしていました。
※現在、放送は終了していますが、過去の放送をアーカイブでお楽しみいただけます。
YouTube(広報事業)
日本児童養護施設財団の公式YouTubeチャンネルでは、全国の児童養護施設への訪問や施設長インタビュー、子どもたちからのメッセージ、財団の活動紹介など、さまざまな動画を公開しています。文章や写真だけでは伝えきれない、児童養護施設の現場の声や財団の取り組みをぜひご覧ください。





































































































































































