全国児童養護施設総合寄付サイトの活動を理解していただくために、児童養護施設を卒園した若者にアンケート&インタビューした内容をご紹介させていただきます。プライバシー保護のため施設名や名前は記載しておりません。本人に許可を得た上で掲載をさせていただいております。
※以下のインタビュー内容は過去に行ったものとなります。
5歳の時のことでした。今も鮮明に記憶が残っています。ママと手を繋ぎ大きな建物の前で私に言いました。「すぐに戻ってくるからここで待ってて」と言い残しどこかへ消えてしまいました。私が捨てられた先は施設の門の前でした。当時はママが迎えにきてくれることを信じ毎日毎日待ちました。小学校、中学、高校になってもママは迎えにきてくれませんでした。今もどこにいるのか生きているのかもわかりません。いつも思うことが、私っていったい何なのか。この先も答えが見つかることはないと思います。今の私があるのは育ててくれた職員のお陰です。本当の家族ではないのですが、私にとっては家族みたいなものです。
[全国児童養護施設総合寄付サイトについて一言]
このような寄付サイトがあるのが嬉しいです。
[全国児童養護施設総合寄付サイトで寄付して下さっている方々へ一言]
施設を出る子達のためにありがとうございます。
俺は小学4年生の時に3つ下の妹と一緒に施設で暮らすことになりました。理由は家庭内暴力です。施設での生活は、規則がたくさんあり正直大変でした。また同部屋のやつとも初めは溶け込めませんでしたが、俺と同じような体験をして施設で生活していることを知り、少しずつ溶け込めるようになりました。妹は無邪気なのですぐに友達ができていたと思います。俺は中学を卒業と共に漁師の道に進みました。友達の親がやっていたので紹介で入りました。これからは沢山稼いで自分の船を持てるまで頑張っていきます。妹も支えていきます。
[全国児童養護施設総合寄付サイトについて一言]
もっともっと頑張って欲しいです。
[全国児童養護施設総合寄付サイトで寄付して下さっている方々へ一言]
施設を出る時お金に困るのでありがたいです。ありがとうございます。
施設を卒園する子ども達への寄付が足りていないのが現状です。
継続的なご寄付をお願いします。